BUSINESS
業務案内
厚板の切断・溶断から加工まで
“年間40,000tの鉄”と向き合っています
1.6~100㎜の板厚に対応、
高規格材も溶断
建築に使われる鋼板の中では薄い1.6㎜から、一般的にはかなり厚い部類に入る100㎜の板厚まで切断・溶断可能です。さらに、難易度の高い溶断技術を必要とする高規格材も多種取り扱っております。 70年以上の歴史で培った技術と経験を活かし、品質の高い製品をご提供いたします。 現在の対応材質は鉄(スチール)のみですが、ステンレスの切断・溶断も視野に入れ準備を進めています。
レーザー切断加工
1.6~25㎜までの板厚を切断することが可能な加工方法です。加工形状の自由度も高く、高精度な切断面を実現します。
プラズマ切断加工
切断スピードが速く、6~50㎜までの板厚を切断することが可能な加工方法です。レーザー加工とガス加工、それぞれ適した板厚がありますが、プラズマ加工はその中間の板厚に適しています。
ガス溶断加工
板厚16㎜から、かなり厚い部類に入る100㎜まで切断可能です。超高層ビルの土台になるような部材に使用されます。
開先加工
鉄同士を溶接するときに必要な強度を保つ為、切断した厚鋼板などの断面をあらかじめ斜め等に削る加工です。斜めの角度は1度刻みで設定可能です。
ショット加工
厚板に小さな鋼などの玉を吹き付け、表面に小さな凹凸を作る加工です。そうすることで鋼板の表面が粗くなり、滑り止め、ゆるみ止めの効果を高めます。
弊社のショット機では990㎜幅のものまで加工可能です。
穴あけ加工
厚鋼板にボルトを通すなど、様々な用途の穴をあける加工です。ご要望に沿った最適な設備で100㎜の厚鋼板であっても精密に穴あけを行います。タップ穴、サラモミ加工も対応可能です。
サビ出し加工
鉄を専用の液体が入った大きな水槽に浸し、サビの発生を促す加工です。鉄は錆びると圧着しやすくなるため、結合した際により強度を高めることができます。野外に鉄を置いて錆びを発生させる手法をとることもあります。
曲げ加工
ペンディングとも呼ばれる、厚板を曲げる加工です。曲げ加工の種類は多数ありますが、パーシャルベンディング、ボトミング、コイニングなど代表的な加工はもちろん、中ダレ補正やうねり補正といった調整機構での長尺板の通り精度の良い加工も対応可能です。
BH加工・BT加工
BT加工:鋼板をアルファベットのTの形に溶接した建築に用いられる鋼材です。
綿密な打ち合わせを行い、サイズ・板厚・材質など、お客様のご要望に沿った製品をオーダーメイドで製作します。
シャーリング業者様、BH製造業者様、鉄工所(ファブリケーター)様、その他多様な需要家様向けに、切断、溶断加工前の材料を販売いたします。弊社では12,990㎜までの材料を取り扱っているため、俗にいう40尺でも取れない長さを取ることが出来ます。
鉄骨加工を専門とする鉄工所(ファブリケーター)様向けのサービスとして営業積算・CAD作図業務を行っています。
*営業積算:その工事に必要な材料や費用を明確にする重要な業務です。お客様が入手された構造図や意匠図から必要な鉄骨材(BH・PL・ボルトなど)を拾い出します。拾い出した数量に単価を掛けて材料代を算出し、そこにお客様側での加工費や人件費を合わせたものをお客様へご提出します。
*CAD作図:お客様(ファブリケータ―様)が入手された構造図や意匠図をもとに、鉄骨製作に必要な設計図面をCADで作図する業務を行います。
営業積算・CAD作図業務は茨城工場および関連会社である日新ベトナムで実施しています。
協力業者様とタイアップして、柱・梁用の製品販売もいたします。