2012年10月11日
scrap and build
もともとの意味は「企業で採算や効率の悪い部門を整理し、新たな部門を設けることや、建造物や設備で老朽化・陳腐化したものを廃棄し、新しい設備に置き換えること」を言いますが、仕事の仕方についても必要に感じる時が多々あります。
例えば、問題が続いて発生してるのに・・・
① 手間を掛けたくないので(手間をかけないでシンプルにやる事自体は良い事ではありますが・・・)従来のやり方の中で何とかやりくりしようとし、根本的な原因を探ろうとしない、そこに時間を割かない。
② 一度覚えた(身体に染み付いた)やり方を変える勇気が無い
③ プライドが邪魔をする。今のやり方がベストだと自己否定ができない。
他にも色々な理由はあると思いますが、共通するのは「現状維持」の気持ちが強く働く事だと思います。どんなに良い内容のものでも時間が経つと環境の方が変化し、ニーズにマッチしなくなっていく様に思います。
きれいな水も滞留すれば淀みます。健康な生活を送るために美味しい水を飲む様に、仕事のやり方も常に吟味し、淀んだ仕事の仕方にならないように
scrap and build (スクラップ-アンド-ビルド)の勇気を常に持つ必要があるように思います。
取締役営業統括部長
政清 秀樹