2004年5月18日
目標を持つという事
以前、弊社の会議で「1人1つは、なんてもいいから目標を持って下さい」という話をした事があります。その時にある有名な小話を紹介しました。
『ある兄弟がロバを牽いて歩いていたら、通りすがりの人に「無駄な事をする」と言われたので、兄がロバの上に乗ることにした。しばらくしてすれ違った人から「あの兄は年少者に対する愛情がない」と非難されたので、遠慮する弟を無理に馬上に押し上げたら、また別の人に「礼儀を知らない弟だ」と叱られた。それではと2人で仲良く乗ったら、今度は「動物虐待だ」と騒がれたので、結局2人でロバを担いで帰ってきた』
この小話では、自分自身の中で何を大切にするのか分かっていない、
又、目標が定まっていない為、右往左往しました。
仕事も同じで、目標を持たない事はロバの話のように右往左往するか、
中途半端になるという事だと思います。逆に目標を持つ事は、そこに向かって最短距離を歩んでいこうとし、それは間違いなく仕事に対するモチベーションの向上につながります。
弊社全社員が各々の目標を常に意識して行動する事が完全に出来た時、更に会社全体が向上し、ひいてはお客様の幸せ(顧客満足)につながっていくと思います。
茂田 勝昭