THOUGHTS

“日新”月歩~シャーリング屋の熱い思い~

2005年12月15日

毎週月曜日の早朝に行っている会議の中で、「会社を良くする為にはどうしたらよいか?」をいろいろな方向から話し合っています。今回はその中の「リーダーとして」というテーマでお話したいと思います。

現在、各ラインのリーダーは品質向上、生産向上、歩留まり向上にむけ、様々な努力をしてることと思いますが、改めてリーダー各々に問いたい事があります。
それは「リーダーとして一番にやるべきことは?」という事です。
私が各リーダーに言いたいのは、品質・製品・歩留まり向上も、もちろん大切な事ですが、一番にやるべき事はそれではありません。一番にやるべき事は、リーダーが弊社の進むべき道を各メンバーに高い意識を持って伝えていき、全員で同じ道を歩んでいくようにすることです。

では、当社の進むべき道はなんでしょうか?
究極の目標は、お客様から一番の笑顔を頂く事であり、その為には当社を
【多品種小ロットを大量生産できる会社】にしていかなければなりません。
要は、営業も工場も、《スピード、スピード》です。
キャッチボールをしながら、1球ごとにスピードを上げていく、それをしっかりとキャッチして、更にスピードを上げて投げる、その永遠の繰り返しです。仕事はそんなイメージだと思います。辛いと思う時、辛いのは皆同じです。しかし、キャッチボール中でも、早い良い球を投げられた時、難しい球をキャッチできた時、なんとも言えない、いい気分になりませんか?

年末に向け、仕事が集中することが予想されます。難しくて早い球も来るでしょう。しかし、その球をしっかりと受け止め、早くていい球を投げ返し、なんとも言えない、いい気分で年越しを迎えようではありませんか。その為には各リーダーの力が不可欠です。もちろん、私も頑張ります。