THOUGHTS

“日新”月歩~シャーリング屋の熱い思い~

2005年7月31日

弊社では週の始めに朝早く出勤し、「パワーブレックファスト」を行っております。その際には上司部下関係なく議論し合える環境を作ろうと意識しているのですが、なかなか順調にはいきません。それはなぜかと考えた時、社員個々の問題ではなく、国民性なのか?と最近感じています。要するに多くの日本人は「事なかれ主義」であることが一番であること、相手と全く反対の意見を主張することが、嫌われること、要するに調和を大切にしている民族だからかと思います。
自分自身の例のしましても、自分がAという意見があったとしても、相手はBという全く反対の意見だなと感じた時に、Aという意見を主張しきれない自分がいることがあります。(無論、重要な問題に関しては別ですが)その時の気持ちは決して、相手に流されようという気持ちではなく、また正しいと思っているわけでもないのに、格好よく言えば、バランスを重視して、と自分自身納得していることがあるわけです。

今後は、有意義な「パワーブレックファスト」にするためにも、自分の主張する意見が反対であるときにはしっかりと主張していき、その上で良い答えを導けるよう主張型反論をしっかりとしていき、また幹部全員が主張する意見を言い易い環境にしていきたいと思います。
その為にも、例えば新聞等を読むときには、1つの記事に対して疑問を持ち、質問を考え、仮説をたて、情報を集め、自分だったらこうするといった事を幹部全員でトレーニングしていきたいと思います。

みなさんの会社ではどうやって、「議論し合える環境作り」をしていますか?
是非教えて頂きたいと思います。