2005年11月1日
「信」-2
8月のメッセージ「信」の中で、”お客様より信頼を勝ち得るには”という内容で書かせて頂きましたが、「信頼を得る」ということにおいて、私が真っ先に思う浮かぶのは、日産の「フェアレディZ」とトヨタの「レクサス」の話です。
両車共、人気ブランドですが、発売当初はアメリカにおいての発売で人気を呼び、爆発的ヒットとなったことは周知の通りです。
もちろん、フェアレディZもレクサスブランドも製品としての完成度が高い点が大変評価されたわけですが、私が注目しているのは営業戦略的に見たアフターフォローです。
特にフェアレディZの時代では、日本車は外車に比べて評価が低い時代(日本車は物真似の二流品)で、一定の評価を得るのは、並大抵の苦労ではなかったと思います。また、車に対しての考え方が、”壊れたら乗り換える”といった時代背景でした。
そこでフェアレディZのとった戦略は、購入された全てのお客様へのきめ細やかなアフターフォロー体制でした。少し調子が悪くても飛んで行って対応する、そんな地道だが真摯な努力が、製品の完成度とリーズナブルな価格設定(スポーツカーとしての)と、あいまみれ人気車へと登りつめたと聞いています。
またレクサスにおける高級路線の戦略においても、店舗・人といったソフト面を強化し、お客様がご来場された時の満足度をいかに上げられるか、というきめ細やかな配慮があったと聞いています。
フェアレディZもレクサスも「人」がきめ細やかなサービスを行った結果、ビッグブランドへ成長したのだと思います。
弊社もお客様がブランドとして認知していただけるよう、日々業務に取り組んでいきます。
まずはお客様への小さな気配りと地道な仕事を継続的に取り組んでいきます。ちりも積もれば山となるです。
今後とも、ご指導ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い致します。
政清 秀樹