2007年12月14日
ブレイクスルー思考
ブレイクスルー思考とは、目の前にある問題そのものに価値を見出し、逆に「順調な試練」として受け止め、吸収しながら成長をはかり、解決法がないように見える状況を楽々と突破していくような思考方法を言いますが、私は常にこのブレイクスルーを意識しながら行動するようにしております。
要はプラス思考で行動するということになりますが、ブレイクスルー思考で大事なのは「過去の延長ではなく、未来から顧みて何をすべきか考え、立ち向かう」ことだと思います。
とかく人は、過去の経験則を活かしながら下から積み上げていくルーティンワークに没頭しがちです。ディテールを煮詰めていく作業には適していると思いますが、新しい何かを生み出そうとした時は、どうしたいのか、どうなりたいのかを明確に目標(未来)設定し、それに向かっていく方法を選択すべきです。そこで発生した問題点を目標達成のために解決していかれれば、全て血となり肉となる。
日新シャーリング全体にブレイクスルー思考を浸透させていきたいと思っています。
参考:以前インターネットで見たブレイクスルーについての記載(抜粋)
■ブレイクスルー思考の七つの原則■
・ユニーク”差”の原則
万物にはユニークな差がある。たとえ非常に似た状況でも、目的、それに関わる人間、文化、時代など全てが違う。
この事実は「類似問題や事例から解決策を学ぶことには限界がある」ことを教えている。
・目的展開の原則
目的の目的、さらにその目的を問うという根源的議論をすることにより、本質を捉え、大所高所から解決策を考える。
・未来から学ぶ「あるべき姿」の原則
激しい変化のため、現代は「過去の延長線上に未来がない」現象が多発している。本質である目的をベースに未来の「あるべき姿」をデザインし、そこから学びながら現状を変えてゆくことが大切である。
・システムの原則
「万物はシステムである」という認識論に基づき、現状を「あるべき姿」に変える仕組みを作る。
・目的”適”情報収集の原則
できるだけ多くの情報を得ることが仕事ではない。情報収集は「解決策に関する情報」を必要最小限集めることで十分である。
・参画・巻き込みの原則
どんなにすばらしい解決策ができても実行して成果が出てはじめて解決したと言える。問題解決のいろいろな段階で必要な人を巻き込み、「私達の意見」が「みんなの考え」となることが実現への最短距離である。
・継続変革の原則
解決策は変化そのものである。環境変化に合わせ常に改善、改革しなければならない。
取締役営業統括部長
政清 秀樹