2008年7月4日
島耕作に思う
「一生懸命やれば誰かが必ず見ているし、逆に、与えられた仕事に全力を尽くせない人間は何をやってもダメ。会社ではアピールしないと認められない、と思いがちですが、『誰かが必ず見ているさ』と地味に頑張れる人は必ず大成します」
先日、ついに『課長 島耕作』から『社長 島耕作』に出世、初芝五洋ホールディングス株式会社 初代代表取締役に就任された島耕作の言葉です。
・・・といっても有名な弘兼憲史氏の漫画の話ですが、ミクロ・マクロ両方の視点からビジネスの話を展開させていくストーリーが面白く、たまに読んでいます。
島耕作自身が派閥争いや左遷の荒波を乗り越えて、与えられた目の前の使命に常に全力を尽くした結果、社長までのぼりつめた(遊ぶときは思いっきり遊んでいますが)・・・というお話です。
仕事の『効率化をはかる』ことと『手を抜いて仕事をする』は全く違います。島耕作が言うようにまずは全力で仕事にあたる。社内でも地味な動きをしている人でも、全力で仕事をしてくれている人は必ず目にとまります。
アピールだけが上手な派手な動きの人はどこかで歪が生じ、結果として評価が下がるように思います。
皆が島耕作になれれば、こんな素晴らしいことはないでしょう。まずは全力で仕事をこなし、自分の幅を広げるべく全力で遊ぶ。常にこうありたいものです。
取締役営業統括部長
政清 秀樹