2009年6月25日
人は『独り』ではないのです
近頃のニュースは暗いことばかりですが、厳しい現実に立ち向かって努力してる人、どんな時でも誠心誠意頑張っている人もたくさんおられます。大きな大きな壁にぶち当たったとき、誰かに出会い解決したという経験はありませんか。
私たちはみんなひとりで生きているのではありません。
「自分独りだけ」ということは絶対にありません。お互いに助け合って、自分の縁のあるところで人のためになるように行うことが、自分自身を高めていく助けになるのです。
人は「独り」ではないのです。
法然上人の教えは反省の教えです。反省から出発し自分の足りなさを自覚するからこそ向上心が生まれるのです。その向上心が日々の努力の原動力になり、生きがいのある人生を送ることができます。
希望を持ち、その希望に向かってベストを尽くし骨身を惜しまず努力することが大事です。そして人生を終えたとき、極楽でおじいちゃん、おばあちゃんに会って「がんばってきたね」とほめてもらえるような生き方をしようではありませんか。
自分は独りではないと信じ、自分と誰かのために尽くせる生き方を一緒に探しましょう。
(2009年2月26日 読売新聞 法然上人からのメッセージより)
深く考えさせられる出来事が近頃ありまして、ふと、この言葉を思い出しました。とあるお客様からいただいた新聞の切り抜きなのですが、気になったものでとっておいたものです。
日新社員はみんな日新ファミリーです。いつでもどんな時でも助け合い励ましあい頑張っていきましょう。
茨城工場
所長兼工場長
渡邉 忠英