2009年12月22日
2009年を振り返って
今年もいよいよあと数日で仕事納めです。
2009年は『勝機』を共通テーマとして突き進んできました。
昨年末、2009年度を『勝機』としたのは「各々、自分自身の心の中の敵に勝って欲しい」という思いもありましたが、皆さん、心の中の敵に勝って『勝機』を掴みましたか?
私自身、日新シャーリング全体してはどうかな?と考えた時、『勝機』はまだまだ掴みきれていないと思っております。
と言いますのも、私達はここで満足するわけには、まだまだいかないからです。CS(顧客満足)・ES(従業員満足)共に、当社はまだまだ発展途上です。
しかし、ここで卑下するつもりもありません。発展途上ということは上があるからです。皆さんも『勝機』を掴むには、まだまだもっと先があります。あと数日で2009年も終わりですが、新たな気持ちを持って2010年を迎えてください。
ところで、先日の忘年会では、60周年のお祝いをしましたが、会社が60歳を迎えたことは、企業に風土がしっかりと根付いているということです。
ですが、私達にとって60周年はあくまで通過点であり、まだまだ先を見据えて、「日本一 数多くの最高の笑顔をもえらえる企業」を目指していかなければなりません。逆に言えば、全員が「日本一 数多くの最高の笑顔をもえらえる企業」を目指せば、当社は永続的になっていくのです。
2009年度は、2008年度とは打って変わり、鋼材価格の急落、政権交代による大幅な需要減があったにもかかわらず、計画した数字をクリアできたのは、皆さん一人一人に力が付いてきた何よりの証拠だと感じております。
2010年度は更なる厳しい環境が想定されますが、昨年と同じく「ピンチは最大のチャンス」です。全力を尽くして挑戦していきましょう。
それでは2010度の共通テーマを発表します。
『革新』
辞書では『革新』とは、旧来の制度・組織・方法・習慣等を改めて新しくすること。特に政治では、現状を改革しようとする立場。反対は「保守」 とあります。私は「革」は「革命」、「新」は2009年の1文字漢字に選ばれた事と、何より「一新」しなければという思いも含めています。
2010年度は、自分自身の心の中、周囲への思いやりの気持ち、数字に対する執念、仕事のやり方、組織、業界への挑戦、そして何より「日本一 数多くの最高の笑顔をもらえる企業」を目指す気持ち、要は全てを『革新』していかなければなりません。『革新』していく為に私が旗振り役となり突き進みますので、一緒に頑張っていきましょう。
最後になりますが、今年もステークホルダーの皆様方には大変お世話になりました。2010年度も引き続き、突き進みます。
それでは、皆さん良いお年をお迎えください。
代表取締役社長
茂田 勝昭