2011年8月10日
ニュータイプ
重力の制約をうける宇宙での生活は、人間を『ニュータイプ』と呼ばれる人種に発達させるようである。宇宙世紀のころ、ジオン、ズム、ダイクンは、「認識能力の拡大から人並み外れた直感力と洞察力を身に付けた人間」の出現を予言し、そららの人間は「お互いにわかりあい、理解しあえる、共感しあえる」ことで争いから解放される人類になると唱えた。実際この頃、アムロ・レイやララァ・スンのような人間が出現した。(機動戦士ガンダム1年戦争時 関係筋より)
何かの「制約」は人を成長させるようです。
今年の夏は「節電」という制約がありますが、この「制約」はエネルギー問題を考えるきっかけを日本国民に与えました。そして、どうしたらよいのか多くの人が創造力を働かせ、電気の上手い使い方を考えています。私たち日新の中でも休日や出勤時間の変更にて、若干かもしれませんが、みんなで電気の使い方に気をつけています。
この「制約」をきっかけに、私たちは成長できるのではと私は思っています。時間の変更により私たちにとって不自由な事がいくつかありますが、例えば、各方面にご迷惑がかからぬ様に、製品デリバリーのタイミングや連絡の取り方を考えないといけませんし、限られた時間内にて仕事を終わらせるためには、段取りをいつも以上に考えなければなりません。「制約」から創造力を働かせることで、今よりもより多くの事が、上手く、早くできるようになる、是非そうなりたいものです。
しかし、いきなり『ニュータイプ』にはなれないでしょう。あのアムロ・レイですら最初は頼りないパイロットだったのですから、少しずつでも成長する事が肝要です。ちなみに私はブライト・ノアのようになりたいです、「左舷弾幕薄いぞ!」って言ってみたい訳ではありませんが。
茨城工場
所長兼工場長
渡邉 忠英