THOUGHTS

“日新”月歩~シャーリング屋の熱い思い~

2014年8月20日

「日本人は本当に我慢強い国民だよね」
ある方と最近のニュースについて話をしていたら、ふっと呟かれた言葉です。
普通に考えれば、明らかに理不尽だったり不合理な、要求だったり中傷だったり、そんなニュースに毎年幾度となく出会っておりますが、決してキレる事なく、ほぼ冷静に対応し、何事もなく受け入れている、こんな国民は世界の他にはどこにもいないのでは? 私も同感でした。

他国の歴史認識感を押し付けられ、神社にお参りする事も許されず、不法に領土を占領され、多くの一般日本国民が、大量殺戮や拉致された過去を知っても怒りもせず。経済やスポーツの世界でも、不平等な条件を突きつけられても、大きく声を上げる事なく、それを受け入れ糧にして頑張る。

しかしそんな我慢の甲斐あってか、日本人が世界から一目おかれる事も増えてきたかもしれません。W杯での観戦後に行ったゴミ拾いが世界中の人から評価されたり、日本人や日本製だからと言うだけで無条件に信頼して頂いたりなどなど、嬉しいニュースや出来事に、出会う事もしばしばです。

「日新は本当に我慢強い会社だよね」
ある方に言われてはいませんが、我慢強いのではと思える出来事はいくつかあります。突然頂いた発注に対しても。夜中を使ってでも間に合わせ、キレイに積み上げた製品を崩して分けてと言われても、時間を割いてやり直したり、などなど。

しかしそんな我慢の甲斐あってか、お客様から評価頂くことも増えてきたかもしれません。10年前と比べれば、お客様からのご発注が多くなっているのは確かですし、上で一例にあげた納期や手直し対応により、感謝のお言葉頂くこともしばしばです。

熱湯コマーシャルは熱い湯を我慢する事で、告知というご褒美がありました。我慢と言ったらお客様にお叱りをうけるかもしれませんが、お客様に喜ばれること、続けていきませんか。我慢する事はちょっとつらいかもしれませんが、その後のご褒美、きっとあるはずです。

茨城工場

工場長