THOUGHTS

“日新”月歩~シャーリング屋の熱い思い~

2014年11月28日

「いっとうしょうぐう ばんとうしょうこく」と読みます。
この言葉は私がまだ20代前半の時、当時勤めていた会社の役員が熱く語っていたのですが、その時はふ~ん・・・、くらいにしか思っていませんでした。しかし今では好きな言葉の一つとなっていますし、この歳、この立場になって改めてこの言葉を熱く語っていた気持ちもわかります。

最澄が説いたこの言葉は
「一人一人がささかやかでも自分の身近の一隅を照らす。それだけでは小さな灯りかもしれないが、その一隅を照らす人が増えていき、万の灯りとなれば国全体を照らすことができる」という意味です。これを転じて考えると
「一人一人が自分の役割を懸命に果たすことが組織全体にとって最も貴重である」という解釈にもなりますよね。

私も20代前半の頃にこの言葉をきちんと受け止めていたら、人としてもっともっと成長できたのかもしれないとも思います。そんな思いもあって、今年の共通テーマは「成長」としたのですが、2014年も残り1ヶ月、当社の一灯一灯は大きな役割を果たしてくれています。
私も含めた一灯一灯が更に大きな輝きを放ったら、お取引先の皆様はもちろん自分たちにも多大な変化がおこることは明白です。

私自身は後悔しているので、みなさんには後悔してもらいたくないと思っています。是非この言葉をふ~ん・・・ではなく、実行に移してみましょう。

代表取締役社長