2014年11月27日
評価
自己評価と他己評価が有りますが、自己評価の使い方を間違ってしまっている人を時折見かけます。まず初めにそういう人々が良く口にする言葉が「私はすごく頑張っている。私はすごくやつれている。だから周りが悪いのだ。周りがやればいいのだ」・・・。
すごく残念な言葉です。私中心で物事を捉え、客観的な視点で物事を俯瞰して捉える事が出来ていない様に感じます。
また、自分は頑張っていると自ら公言するぐらいですから、今以上の成長が今後出来ない事に気づけず、将来自分を振り返った時に自分の置かれた環境や社会的地位などに不満を述べるだけになってしまう・・・。そんな負のスパイラルに陥っていくのだと思います。
やはり評価はまずは他人がするもので、まずは自分で自分を評価するのではないという意識に変えなくてなりません。それほど自己評価は難しいものだと感じます。どうしても甘えの温床になりますし、「もうここら辺で良いのかな?」という妥協のラインが生まれやすいと思います。自己評価するならば、自分が立てた目標に対して自分がどのラインまで到達出来たかを振り返るものに留めた方が良いと思います。
他己評価では自分が理解できていない点もあぶりだしてくれますし、成長の為の歩みを止めない新しい物差しを提供してくれると思います。
また、他己評価に値する結果を自分が生み出せるまで時間はかかるものだと認識するべきでしょう。とかく自分で自分を評価してしまう人々はすぐに結果を求めがちです。素晴らしい功績を残すにはやはりずっと努力する必要が有るものです。
取締役営業統括部長
政清 秀樹