2015年2月19日
過ちを気に病む事はない、ただ認めて次の糧にすればいい、それが大人の特権だ
間違いを繰り返さない為に、過去に学ぶ事が重要であることは、誰もが知っていることでしょう。しかし現実には、過去の間違いが上手く活かされず、その間違いが無駄になってしまっていることもまた良くあること。
その最たる原因は「過ちはとにかく気に病み落ち込んで、ただ認めて頭を下げればいい」という風潮?が日本に蔓延しているからでしょうか。大手企業の謝罪会見なんかで、頭下げた瞬間フラッシュどーん!なシーンを見ると、そんな気がしませんか。
戦後70年の今年、世界中が先の大戦について注目していますが、日本人もただ過ちを認めて頭を下げるだけでなく、過去の客観的事実をできるだけきちんと知り、同じ過ちを繰り返さない為の対策をきちんと立てる事が必要なんじゃないでしょうかね。「軍隊はもちません!」なんてウソのスローガンを掲げるだけなんて、対策としてはかなり不足しているように思いますけど。
1月にみんなで行った、お客さまから頂いた「クレームについての振り返り会議」、毎年行っていますが、ぜひ、過去の間違いをきちんと知り、同じ間違いを繰り返さないようにしていきたいものです。頭を下げるだけでは何の対策にもなりませんからね。
表題は、アニメ機動戦士ガンダムシリーズのあるシーンのセリフです。さすがガンダム!仕事に人生に、役立つシーンがたくさんあります。ぜひ、日本近現代史とともに、義務教育の一環として取り入れて欲しいものです。
茨城工場
工場長
渡邉 忠英