2015年7月6日
ダメな社員はいない、ダメなのは自分
私以外の人でもそういう時があると思いますが、人に何かをお願いした時に「お願いしたのになんでやってくれないのだろう」「どうして分かってくれない」「全く、あいつは・・・」と、お願いされた相手に原因があるように思ってしまう時ってありませんか。
私もそんな時があるのですが、よく考えてみると、自分が相手にちゃんと伝えられているか、同じように相手のお願いにきちんと接しているかを考えた方が良いかもしれません。また、相手の性格もありますので頼み方も適切だったか、考える必要もあります。
社内外でも「報連相(報告・連絡・相談)をちゃんとしなさい」「書類はすぐに出しなさい」「すぐすぐ」と言う人に限って自分が同じようなことをお願いされると意外とできていない、頼まれても渋々して業務が遅い人がいるな、と感じることがあります。人間ですから自分の頼みごとをやってくれない人のお願いなど聞きたくないと思います。役職による力で無理やりやらせても良い結果は得られないと思いますので、それは上の立場にいる人間の力量の見せ所です。弊社には若いリーダーがたくさんいます。私も含めてですが、みんな「あの人の頼みなら聞かなきゃな」と思われる人に成長していきましょう。
今話題の映画で、学年ビリのギャルが1年で慶應大に合格した実話がありますが、その中で「ダメな生徒なんていない、ダメな指導者がいるんです」ってフレーズがあります。私自身も「ダメな社員はいない、ダメなのは自分」と思って仕事に取り組みたいと思います。
茨城工場
工場長
吉田 智光