THOUGHTS

“日新”月歩~シャーリング屋の熱い思い~

2020年10月5日

母校の先輩が総理大臣になりました。菅(すが)先輩です。大変よろこばしい限りです。もちろん一度もお会いしたことなどありませんが。菅総理は「国民のためになる、ために働く内閣をつくります。」と述べられました。菅総理は国、行政のトップですから、国のため、国民のために働くことは自然な目的です。あたりまえの事なのですが、過去には国民のためにならない、自分たちだけのため?他国のために働いているのでは?と思われる、目的が不自然な内閣もありましたっけ。

菅総理は就任会見で、こうも述べられました。「秋田の農家の長男に生まれた私の中には、一貫して、地方を大切にしたい、元気にしたい、こうした気持ちが脈々と流れております。この気持ちを原点として政策を行ってきました。」つまりは自分のため、自分と関わりの強い地方のため、とも受け取れます。

私たちは何のために働くのでしょうか?「はたらく目的」って何でしょうか?目的とは、「行動する理由」だとある方に教わりました。行動する理由、働く目的は、人それぞれかと思いますが、多くの人が「自分もしくは、自分が強く関わっている人々のため」、が自然なのではと私は思いますがどうでしょうか? また「自分もしくは、自分が強く関わっている人々のため」が、「もう少し広い範囲の方々のため」とできるだけ多く重なっていれば、これは最高なことだと思いますがどうでしょう?

まずは自分のため、自分の成長のため、次に家族のため、その次に会社のため、これができるだけ多く重なると、次々とよい流れになるのでは、と思います。自分の利益の為だけに仕事をすれば、会社の不利益になることもあるでしょう、ともすれば最終的には自分の不利益にもなるはずです。また、会社の為だけに働けば、過労で働けなくなってしまう、なんて事もあるかもしれません。はたらく目的、あらためて考えてみてはいかがでしょうか。

菅総理は、自分の原点である地方をよくするために、「ふるさと納税」の導入に尽力されました。このおかげで地方に財源が回り、地方が元気になるきっかけとなっています。自分の近くの利益しか考えていない(と思われる)財務相や総務省のお役人からは大変な反対があったと聞いています。きっとこれからも、国全体が、国民全員がよくなる政策を立案、実行してくれるものと期待しています。すがセンパイ、頑張ってください!

茨城工場

取締役工場長