2021年4月14日
リーダー、上司になるのは才能ではない
今年も新入社員が入社してくれています。これから会社を盛り上げていく仲間として共にがんばっていきましょう。
そんな中、新しく指導にあたる立場になる人も出てきております。時々、「自分はリーダーには向いていないと思います」といった相談を受けることがあります。真剣に取り組んでいるからこそ悩んでいるのだと思いますが、リーダーは才能といったものではなく、私は身に付けることができる資質だと思っています。どうしてかは、簡単な問題をやってみるとよく分かります。
あなたが、この人の言うことは聞こう、一緒に仕事をしたい、ついていきたいと思う人はどういう人でしょうか。例えば「正直な人」「相手を否定しない人」「話を聞いてくれる人」などなど考えられますが、自分で思いつく限り、箇条書きで思いついたことを書き出してみてください。
それが書き上がったら、「今出てきたものを自分は満たしているかな」と考えてみて下さい。その書いた項目こそが必要なリーダーの能力ということです。もちろん全部を満たせる人などなかなかいないでしょう。しかし自分がリーダーとしてうまくいってないな・・・と思うことがあったら、先ほどの項目ができているか自分自身に問いかけてみて下さい。毎日の仕事の中で自分がそういった行動、言動をなるべく実行しようと心掛けるだけで、格段に仕事ぶりが良くなり、周りの目も変わってくると思います。
今、上司やリーダーになっている人、これからそうなりたいと思っている人、誰だって良いリーダーになれると思います。仕事だけではなく人として成長できるチャンスと捉え前向きに頑張っていきましょう。
茨城工場
工務部長
吉田智光