2022年4月28日
六中観(りくちゅうかん)
六中観は、陽明学者の安岡正篤の座右の銘です。業界の尊敬する先輩から、以前勉強させて頂きました。
・死中有活
本当に行き詰らなければ、道は開けない。死んだ気になって頑張れば開けない道はなく、 活路が開かれること。
・苦中有楽
苦楽は相対的なものであり、苦の中に楽あり、楽の中に苦があるという意味。別の角度から見る余裕がなくてはならないこと。
・忙中有閑
閑ができたらやろうと考えていたら一生できない。閑は忙中にあってこその閑であり、それでなければ本当の閑だといえない。
・壺中有天
俗世間の中で生活していても自分だけの世界、別世界を持ち、それを深めることの大切さをいう。
・壺中有人
尊敬する人、共に仕事をしたい人、推薦できる人、それらを大切にし、日々の交流を大切にすること。
・腹中有書
信念。哲学があり、座右の銘、愛読書を持っていること。
本当に一つ一つに重みがあり、こんな環境下だからこそ、特に考えさせられます。私自身も六中観を日々、意識しながら行動していきたいと思います。
代表取締役社長
茂田 勝昭