THOUGHTS

“日新”月歩~シャーリング屋の熱い思い~

2023年2月25日

お母さんが七面鳥をローストしようとして、当たり前の手順として、七面鳥のしっぽを切ってオーブンに入れました。娘が、「どうしてしっぽを切るの?」と質問したら、「おばあちゃんがそうやっていたの。そうやると七面鳥がおいしくなると聞いたわ」と答えました。

そういうものかと思った娘は、おばあちゃんに聞きました。「どうしてしっぽを切るの?」するとおばあちゃんは答えました。「昔はオーブンが小さくて七面鳥が入らなかったの。それでしっぽを切ってオーブンにいれたのよ」

子供の勉強方法も昔に比べると、ずいぶん変化したものです。小1のこどもが漢字の書き取り練習をしていました。タブレットを使い、文字を指でなぞっていました。こんな方法じゃ漢字を覚えられるはずが、と一瞬思いましたが、息子は結構マスターしています。

私が子供のころ、文房具は鉛筆でした。たまにロケット鉛筆。シャーペンは使っていなかったような。当時は、「シャーペンを使うと頭が悪くなる」と言われていたかも。今でも小1の息子は鉛筆しか学校に持っていきません。頭が悪くなるからなのでしょうか。

前例にならうことは悪い事ではありませんが、前例にとらわれ過ぎなのもいかがなものか。前例にならい過ぎで、意味のない仕事をやってはいないか、ムダな作業を増やしてはいないか、今一度考えてみることが必要だと思いました。判子、会議、面談、書類、手順などなど。おばあちゃんの七面鳥探しやってみます。みなさんもぜひご一緒に。

茨城工場

取締役工場長