2024年11月7日
会社で評価されるための自己チェック:目標とのズレを見直そう
会社で働く目的は何でしょうか?皆さんはどのように考えますか?
いろいろな答えが出てくるでしょうが、私は、「会社の目標を達成すること」というのが答えだと思っています。
個人の成長も、会社の目標を達成するために日々努力することで促されます。給料をもらうことも、目標を達成し会社の業績が向上すれば、当然ながら給料も上がる可能性があります。
しかし、この当たり前のことを理解していない人が意外と多いと感じます。「こんなに頑張っているのに会社は評価してくれない」「なぜあの人ばかり評価されるのか」と不満を持つ人も見かけることがあります。そのような人は、もう一度、自分の頑張りが会社や部署の目標に沿っているかを考えてみてください。
例えば、当社の目標には売上や生産重量があることは、皆さんご存じだと思います。そこで重要なのは、自分の行動がその目標にどう貢献しているかです。製造課であれば、会社の生産目標に貢献するためにどのように努力しているかが評価の基準となります。生産以外のことに一生懸命取り組んでも、それが会社の求めることとズレてれば評価されにくいでしょう。
つまり、自分の部署の役割よりも他部署のことをせっせとやって、一人よがりになっていないかが注意すべきポイントです。もちろん、全ての業務はつながっていますので、「自分の仕事だけをやれば良い」というわけではありません。自分の役割をしっかり果たし、その上で他部署に協力することは望ましい姿です。
「自分は頑張っているのに評価されない」と感じる時は、まず自分の取り組みが会社の目標や部署の期待とズレていないか、会社が期待していることと、自分の行動が正しく一致しているか。こういったところを、もう一度振り返ってみてはいかがでしょうか。
茨城工場
工務部長
吉田 智光