2024年5月31日

繁忙期ではない時こそ仕事を頑張る理由

現在の建設業界のように仕事の山積みが減少傾向に進みますと、多くの企業が業務のピークが過ぎ、落ち着いた時期となって心理的な要素からリラックスしがちとなります。

しかし、この時期こそが重要です。多くの皆様もこの時期の重要度は深く理解をされていますが、そこは「心」を持った人間が集団となって一つの組織を形成していますので、属人的な要素からも生産性が落ちて来がちとなると多くの方が発言されているのを耳にします。仕事が無い中、仕事を取ってくるように促すだけでは中身が濃度を増していきません。そこでこのような時期には弊社では特に以下の様な点に重きを置いて立案や計画を実行する事にしています。

【業務プロセスの見直し】

繁忙期を乗り越えると、どうしても効率の悪い作業がそのままになりがちです。繁忙期が過ぎた今こそ、業務フローを見直し、改善点を洗い出す絶好の機会です。これにより、次の繁忙期にはスムーズに業務を進めることができます。

【スキルアップのチャンス】

時間に余裕がある時期には、自己研鑽に励むのが理想的です。社内外の研修やセミナーに参加し、新しいスキルや知識を身につけることで、社員一人ひとりの能力を向上させることができます。

【新規プロジェクト】

繁忙期中は、新しいことに取り組む余裕がありません。しかし、この時期なら新規プロジェクトの企画や準備を進めることが可能です。将来の成長に向けて、今からしっかりと基盤を作ります。

【顧客対応の強化】

普段は後回しになりがちな顧客フォローも、この時期に強化することができます。顧客との関係を深めることで、信頼を築き、将来のビジネスチャンスを広げることができます。

このように、繁忙期ではない時期を有効活用することで、次の繁忙期に備えることができます。

この時期を大切にし、社員一同、一層の努力を続けておりますので、引き続きお引き立て頂けますと幸いで御座います。何卒宜しくお願い申し上げます。